直積集合 2025.01.13 数学 X Facebook はてブ Pocket LINE コピー 目次 定義例例1例2例3例4 定義 X と Y を集合とする。 X と Y の直席集合 X×Y をX×Y={(x,y)∣x∈X,y∈Y}と定義する。 さらに一般的に、X1,X2,⋯,Xn を集合とする。 このとき、X1×X2×⋯×Xn をX1×X2×⋯×Xn={(x1,x2,⋯,xn)∣x1∈X1,x2∈X2,⋯,xn∈Xn}と定義する。 集合 X に対して、X の n 個の直積 個X×⋯×X⏟n個 を Xn と書く。 例 例1 X={1,2,3}, Y={a,b} とする。 このとき X×Y はX×Y={(1,a),(1,b),(2,a),(2,b),(3,a),(3,b)}となる。 例2 X=Z (整数全体の集合), Y={a,b,⋯,z} (英小文字全体の集合) このとき、X×Y はX×Y={(α,β)∣α∈Z,β∈{a,b,⋯,z}}なので、X×Y={(−1,b),(2000,z),(−1342,m),⋯}のような感じになる。 例3 R2=R×R={(x,y)∣x,y∈R} これは、実数平面を表す集合でである。 例4 R×Z={(x,y)∣x∈R,y∈Z} R×Z は R2 の部分集合であり、イメージとしては以下のようになる。